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理事長ひとりごと

2014.02.19

皮下点滴治療

在宅医療やターミナルケア(末期の人に対しての治療や緩和医療)にも活用できる簡単な方法を紹介します。

従来、点滴治療は静脈に入れるものと思っていました。多くの医師やナースは今もそれが当然だと思っています。でも、4~5年ほど前からFJグループ施設では皮下点滴を活用するようになり、とても重宝するようになっています。

私が10年ほど前、ニュージーランドに高齢者施設やホスピスの視察に訪問した際、そこのナースが「皮下点滴をする」と言っていました。静脈への点滴はしないそうで、もし、それが必要な時には「医師がする」と言っていました。その時には、日本のほうが医療は進んでいるからだと思っていたのですが、高齢者医療では、あちらの方が先進的だったわけです。

過去に、日本では小児は静脈確保が困難という理由で皮下点滴や筋肉内に点滴注入をして、それを繰り返すことで筋肉が短縮し、のちに運動機能に障害を与えてしまうということがありました。その代表的な事例が太ももの前面に注射をすることによって生じた「大腿四頭筋短縮症」です。それらが大きな社会問題になった暗い過去があるので、点滴などの皮下注入が安全であることが証明されている現在でも、高齢者への皮下点滴がタブー視されてしまう傾向にあるのでしょう。

 

実践している経験から言うと、だいたい500mlを2時間近くかけて点滴するのですが、脱水傾向が強い場合には乾いた地面に雨が吸収するがごとく、皮下点滴も吸収が早いようです。500mlはあくまでも平均で、場合によっては750や1000mlまで入れる場合もありますが、その場合にはさらにゆっくりしたほうが生理的にもいいようです。部位は主に皮下脂肪が厚い下腹部ですが、認知症でそれを抜いてしまう危険があるような方には背部にすることもあります。

経口摂取が低下した方で、水分摂取ができない方や、緩やかに脱水症を改善させたい場合には、お薦めの治療です。

在宅医療の現場で、「静脈に留置した点滴が漏れたから刺し直しに行かないといけない」だとかというトラブルもありません。また、経口摂取が困難になって、胃瘻(いろう)をつけるかどうかご家族が迷っている場合などのつなぎの治療としても重宝しています。


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