理事長 藤井康広 三国中学、藤島高校を経て、
慈恵医大を昭和54年卒業。
(外科修士課程を修了)
平成27年のグループのスローガンは「初心」。伝統の力に甘んじることなく、初心に戻って仕事に励んでほしいとの言葉ですが、私も還暦となり、新たな人生のスタートと捉え、このスローガンにしました。
今年度の初日、4月1日はセンバツ高校野球で敦賀気比高校が北陸勢としては初めて優勝をし、県民に大きな喜びを与えてくれました。その同じ日、試合開始と同じ時刻に当グループも入社式が挙行されました。
新卒入社の方々が17名。介護職の希望者が少ないと言われる昨今では、多くの方々に入社していただき、嬉しく思っています。必ずや当グループを牽引してくれると期待しています。
この場を借りて新人の方々だけでなく職員の方々にも日常私が意識している座右の銘を掲示したいと思います。
「不易流行」 伝統の力も大切ですが、時代の変化に応じて変えて行かねばならないことも多くあります。新たな方々が新たな風を吹かせることで組織はさらに強くなっていきます。
「積善余慶」 善を積めば積むほど、知らないうちに慶びがたくさん押し寄せるという言葉ですが、仕事を通じて善行を重ねることにより、知らないうちに自己の人間形成にもつながり、慶び事が多くなり、幸せになっていく。
我々の仕事に通じる言葉だと思っています。
平成27年4月2日 記
グループの目指すところは、仕事を通じて自分たちだけでなく、ご利用者はもちろん周囲の人も巻き込みながら幸せになること。仕事は一人でするには限りがありますが、仲間が協力し合えば大きな力になるはず。それを実現できればと願って働いています。
私も今年で還暦、午年です。馬車馬のごとく駆けるのはやめて、来た道や周囲を楽しみながら歩むのもいいなあと思っています。
昨年はロイヤルハイツの大改修をし、特定施設とデイサービス「あおぞら」を開設をしました。そして、東尋坊ハイツには足湯「いっぷく」を作り、ハード面は三国地区にやや重点を置きました。
平成26年はガーデンハイツ春江の2階にも特殊浴室を作り、ひまわりの丘の屋上には太陽光発電システム、ロイヤルハイツ3階の屋上には海を眺めながら日光浴ができるようにとサンルーム設置を予定しています。
当グループの特徴は、ソフト面でさまざまな種類の高齢者施設が補完的に連動していることですが、そのなかでも「自立支援」「お手製の食事」「ターミナルケア」が実践されていることも特徴です。
以上、高齢者が安心して心豊かに暮らせるために職員が力をあわせ、鋭意工夫を重ね努力していきたいと思っています。
平成26年2月4日 記
慈恵医大、新潟がんセンター、三国病院で外科医として14年間勤務し、それから父の後を継ぎ「何でも屋」の町医者となり、その傍ら、老人福祉に関わって21年。医師になって35年目になります。
開業してからは、外来診療だけでなく、在宅医療にも力を注いでいましたが、現在は介護施設が6つに増えたので、外来診療と施設入所者の診療に多くの時間を費やしています。
安心した生活とは日常のやさしいケアと安心できる医療と看護が必要だと思います。
FJメディケアグループに将来を託した方々に、満足していただけるケアを提供すべく、1つの診療所と6つの趣の異なる介護施設を整備しました。これですべての高齢者に対応できると自負しています。
また、利用者の方々へのサービスだけでなく、職員が仕事を通じて、より幸福になれるよう、職員が長く安心して働けるよう互いに心配りをし、みんなで「やりがいのある仕事」をしていきたいと思っています。
平成25年3月26日 記
昭和29年 | 11月17日 | 福井県三国町生まれ |
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昭和54年 | 東京慈恵会医科大学卒業 | |
昭和58年 | 同大学、大学院外科修士課程修了 主に、乳がん・胃がんなどの診療にあたる | |
昭和60年 | 町立三国病院外科医長 | |
平成05年 | 藤井医院を継ぐ | |
平成06年 | 日本青年会議所医療部会部会長を務める | |
平成12年 | 朝日新聞『元気に老いる』2年間執筆 | |
平成14年~19年 | 朝日新聞『空飛ぶ町医者』執筆 |
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